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こばやしヴァイオリン工房

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ブログ名
こばやしヴァイオリン工房
ブログ紹介
ヴァイオリン製作を中心とした日記です。

娘のヴァイオリンレッスンを切っ掛けに始めたヴァイオリン製作。
所沢市狭山ヶ丘にある大久保治氏の工房で学び、自宅リビングの一角に極小の工房を構えております。娘が奏でる音楽を耳にし、木屑まみれになる足元の犬達と格闘しながらの製作状況を気ままに綴っていきます。

大久保ヴァイオリン工房でのヴァイオリン製作の手順をまとめてありますのでご参考に!

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タイトル 日 時
モットー・テキストとフルール・ド・リス
モットー・テキストとフルール・ド・リス Andrea Amati, 1560年をモデルとして選んだ最大の理由はリブのテキストと裏板の装飾であります。やっと目的のこのポイントに辿り着きました。テキストは剥げ落ち、部分的に良く分からない文字があります。 フランス王妃Catherine de Médicis (1519 –1589)のモットーとされている ”QVO VNICO PROPVGNACVLO STAT STABITQUE RELIGIO ”がラテン語が書かれており、「慈愛と正義とをもって我、武装せずに立ち向... ...続きを見る

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2017/08/13 15:29
Andrea ホワイトヴァイオリン完成
Andrea ホワイトヴァイオリン完成 バックラインが入ったネックにナットと指板を取り付け、ネック角度を見ながらトップブロックの臍とネック基底部を少しずつ削って、ガタツキがないように、隙間無くぴったりに調整します。納得がいったら、膠を塗りクランプでしっかり接着、翌日完全に一体化したのを確認し、ボタンとネック基底部を整形します。"Andrea"のボタンは予め丸くし黒檀で周囲を覆っておりますので、破損しないように丁寧にネックと共に削り、リング状の飾りに整形します。 仮サドルを付けて、エッジを丸めたらホワイトヴァイオリンの完成です。後姿は... ...続きを見る

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2017/08/06 17:19
Andreaのスクロール
Andreaのスクロール 2本のホワイトシカモア材のネックの間に1mm厚の側板材を黒のクラフト紙でサンドイッチした物を更に挟み込み接着しました。ここは修理を必要としない部分なのでタイボンドを使用してみましたが、あまりシックリ来ないので膠も併用したらしっかり接着できました。やっぱり紙も木材なので膠との愛称が良いのかも知れません。パーフリングのような中心線が入ったネック材が完成したら、サイドをカットし、その後の作業はいつもの通りに進めます。ペグボックスを掘る際に中央の装飾が邪魔になりますが、ここは丁寧に穴掘りします。装飾を入... ...続きを見る

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2017/07/30 18:15
Andreaのネックと修理したブレード
Andreaのネックと修理したブレード Andreaのネックには、2年前にも装飾ヴァイオリンに使用した23 mm厚のホワイトシカモアと準備中に折れてしまった側板の失敗品を装飾用に使用します。先ずはボディサイズに合せて2 mm程短めのネックと小さめのスクロールをデザインし、ホワイトシカモア材からバンドソーで2本対称に切り出します。装飾材を挟んでこの2本を貼り合わせますので、対称にすることによって経年変化による歪みを軽減できるのではないかと思います。バーズアイの入ったホワイトシカモア材はトラ杢のメープル材よりも堅いかも知れません。バンドソ... ...続きを見る

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2017/07/23 18:27
命名:Andrea
命名:Andrea Andrea Amati, 1560年Cremonaモデルの表板が完成しました。裏板の接着のあまい箇所に膠を流し込み、再度ガッチリくっ付けた後、また箱の中を清掃。エンドピンの穴を小さめに開け、トップブロックに焼印を押しました。後はラベルを貼って閉じるだけです。 前回のNicola Amatiモデルのニックネームは"Nicole"と安易に付けましたが、このAndrea Amatiモデルは更に輪を掛け、そのまんま"Andrea"です。"Andrea"は男女双方に用いられるようですので、女性名として... ...続きを見る

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2017/07/16 16:21
Andrea Amatiのバスバー接着
Andrea Amatiのバスバー接着 Andrea Amatiの少し風変わりなエフ字孔を開け、厚さを調整。内側のデコボコを取ったら、同じ材料から取ったバスバー材を内側のカーブに合せ隙間がないように削ります。100均のF字クランプと手製のスチールクランプ、バスバーにぎりぎり届くピンチクランプをミドルバウツに入るだけ使って膠で固定しております。次回にはバスバーを整形し、箱を閉じられるでしょう。 ...続きを見る

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2017/07/09 18:05
Andrea Amatiのエフ字孔
Andrea Amatiのエフ字孔 Andrea Amatiのエフ字孔を開けるところまで来ました。銀ロウで修理したバンドソーブレードが沢山あるので安心して気軽に表板のアウトラインを切り出せるのかと思っておりましたが、やっぱり緊張してしましたした。「パン!シュルシュルシュー」の音にトラウマになっているようです。ヒヤヒヤしながら、ソーを切らずに無事表板のアウトラインを切り出すことができました。続いてパーフリングの作業を経、隆起作製を滞りなく進め、大方の裏彫りが済んだ段階でいよいよエフ字孔です。 1560年Cremonaモデルのエフ字... ...続きを見る

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2017/07/02 19:28
箱のお掃除
箱のお掃除 黒檀のボタン飾りを誂えた裏板を側板に接着し、内枠を外しました。表板側のライニングを取り付けて、ブロックの余分な部分を落とし、ライニングの角を取って、ペーパーで綺麗にしたらお掃除の終了です。キルテッドメープルの赤みを帯びた木肌とスプルースやライニングのアイボリーとのコントラストが面白い。「だから何なんだ!」と言われそうですが、その通り何の意味のありません。因みにライニングには、ホームセンターで手に入る幅10mm X 厚2mmの桧材が便利なのでこれを使用しております。難点は木目が斜めに走っている材料... ...続きを見る

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2017/06/25 15:42
Andrea Amatiモデルの表板
Andrea Amatiモデルの表板 Andrea Amatiモデルの裏板の準備ができましたので、表板の準備にとりかかりました。チョイスしましたので木目がかなり斜めに走っている3rd.グレード品です。製材の具合で3rd.グレードになったのですが、製材から10年以上経過しているし、反応も良さそうですので、少し手を加えてやれば1st.グレード位に近づけそうです。 先ずは、できるだけ歪みのない木目の部分を選択し、木目に沿ってセンター部分を斜めにカット、バスバー材を確保したら、後は接ぎ合せをするだけです。 写真は接ぎを行った後、16mm... ...続きを見る

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2017/06/18 16:47
Andrea Amatiモデルのボタン飾り
Andrea Amatiモデルのボタン飾り Andrea Amatiモデルの裏板の内側を彫り進め厚みを調整しました。殆どがノミの作業になるので、逆目に負けないように、先ずは切れ味を良すべくノミの研磨から。丸ノミは研磨が難しいので怠けてあまり行わなかったのですが、丁寧に研ぐと当然のことながらサクサク行きます。中央の4.5mm厚から徐々に2.5mmまでグラデーションを作って行き、最後は大きなスクレイパーとペーパーでデコボコを取って終了です。 一気に側板と合体してしまおうと思ったのですが、Andrea Amati (cremona) 1560... ...続きを見る

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2017/06/11 18:51
キルテッドメープル裏板の隆起
キルテッドメープル裏板の隆起 キルテッドメープル材をAndrea Amatiモデル用の裏板として切り抜き、パーフリングを施して隆起を作製したところまで来ました。前回の工程から通常ならば殆どミニ鉋で荒削りできてしまうのですが、木目が細かい間隔で切り替わるので鉋や役に立ちません。ミニ鉋の使用を最小限に留め、早めにスクレーパーに切り替え地道の隆起を作ってきます。それでも木肌が逆立ってしまいます。逆立った部分や予想以上に深くなった傷は、同じ材料をペーパー掛けした時に出た粉でパテを作製して、それを埋めて補修し、最後はペーパーで仕上げま... ...続きを見る

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2017/06/04 18:23
バンドソーブレードの銀ロウ修理
バンドソーブレードの銀ロウ修理 前回の裏板切り出しの際にもバンドソーのブレードを切ってしまってガッカリしましたが、バンドソーを使うときは決まって緊張します。それはアウトラインを外さないようにする事は勿論ですが、ブレードを切らないように細心の注意を払わなければならない事にあります。何故ならば、ブレード1本が必ずしも安いとは言えないからです。かねてからブレードの修理をしてもらえる所を探しておりましたが、銀ロウで接合する方法をネットで見つけましたので試してみることにしました。 用意したのは、カドミウムフリーの超硬工具用強力銀ロウと... ...続きを見る

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2017/05/28 16:50
Andrea Amatiの裏板
Andrea Amatiの裏板 2年前に購入意しましたキルテッドメープル材からAndrea Amatiモドキの裏板のアウトラインを切り出しました。バンドソーでC部をカットする際にちょっと油断したら、またブレードを切ってしまいました。ガッカリ!気を取り直し新しいブレードを取り付け再開し一応形になりました。サイドの余分な厚みを削ぎ落とし、パーフリングの準備をしている最中です。 キルテッドメープル材は板目ですので2年間で写真(板に定規を当ててみた)のようにかなり反ってしまっております。以前作製した2艇の装飾ヴァイオリンも同じ材料を... ...続きを見る

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2017/05/14 17:50
リブ作り
リブ作り Andrea Amatiモドキの為の側板を裏板と同じ材料(キルテッドメープル)から切り出しました。幅35mm、厚さ12mmの板から厚さ2mmの薄板を4枚取りました。ペーパーで平面を出す手間を半分にする為に板の両面を鉋で削り、それを2枚に糸鋸で切り分ける。これを3回行えば片面が平らな約2mm厚の板が4枚得られます。なんと、この作業だけで約6時間を費やしてしまいました(フ〜ッ)。次に糸鋸痕がある面を#180のペーパーで平らにして厚さ1.2mmにします。それで出来た側板が上の写真です。良さそうな部分を... ...続きを見る

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2017/05/07 17:31
ナビ派展
ナビ派展 昨日、三菱一号館美術館(丸の内)で開催されている「オルセーのナビ派展」に行って来ました。美術館は留学中に行ったワシントンDCやニューヨーク以来ですので約20年ぶりになります。仕事に追われ(それだけではありませんが・・・)、絵などをのんびり見ることも忘れていたような気がします。私にとってナビ派は学生時代の憧れであり、影響を与えてくれた画家達であります。特にボナールとヴュイヤールの温かくふんわりした感じ、装飾性の高い描写が好きなのです。浮世絵を真似た構図や技法は本の挿絵風でもあります。 美術館内は... ...続きを見る

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2017/05/04 17:21
Andrea Amati (cremona) 1560モデル
Andrea Amati (cremona) 1560モデル  (National Music Museum, The University of South Dakotaより) ...続きを見る

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2017/04/30 18:23
オイルニスを乾燥中
オイルニスを乾燥中 色合せの為に表板を除いたメープル材だけをもう1回、追加で塗りました。これで全体的にバランスのとれた色合いになったと思います。最終的に表面を磨きたいのですが、まだベタついており今週も乾燥中でございます。相変らず野外に干しておりますが、どう言う訳か細かい埃がくっ付きます。老眼なのでニスを傷付けないように取るのは結構難しい作業です。取ろうとするとかえってピッタリくっ付いてしまう。思わず指を舐め、その指で擦ってみてしまいました。そうしたら、何と言うことでしょう!取れました。 このペースだと、研磨できる... ...続きを見る

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2017/04/23 17:07
オイルニス (9回目)
オイルニス (9回目) 8回目のニスが乾いた段階でペーパー掛けして、ちょとした塊や埃を落とし、9回目の赤系オイルニスを塗った状態です。8回目のニスで表板も十分に艶が出て来ましたが、ペーパー掛けで部分的にくすんでしまいました。9回目のオイルニスには少しだけ赤いピグメントを添加して塗ってみました。しかし、杢に沿って指の腹でニスを延ばしますとピグメントのラインができてしまいます。ラインを縦に延ばしてもかえって斑になってしまします。オイルニスはなかなか乾かない反面、斑ができない利点があるのですが、ピグメントの追加によって斑を作... ...続きを見る

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2017/04/16 16:17
桜 先週は老いた父が他界し、落着かない日々を過ごしておりました。写真は4月2日、父が入院していた病院沿いの桜の木です。まだ蕾も多い状態でしたが、今頃は満開でしょう。3月31日の職場でのお花見(夜桜)も生憎雨天の為、ビルのガラス越しの花見に変更になり、満足に桜を楽しめませんでした。先週は暖かい日々が続きましたので一気に蕾が開き、退社時間頃には目黒川の桜をカメラに収めようと、多くのオバサマ達がスマホを掲げて歩道は混雑しておりました。今が見頃なのですが、ここの所週末は晴れ間が少なく、なかなかお花見の雰囲気... ...続きを見る

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2017/04/09 13:54
UV照射
UV照射 艶出しの為に赤系オイルニスに乾性油のリンシードオイルを少し混ぜて、更に2回塗ったところです。もう少し赤くなる事を期待していたのですが、前回を殆ど変っておりません。艶は裏板には出てきましたが、表板はまばらな状態です。乾きが遅いのでデッキに干して、天然のUVを当ててみました。半日ほど干しておりましたら、ベタついていたニスも硬化し触れるようになりました。 ニスがある程度硬化したところで、7回目のニスを塗ってまた干しておきました。日も暮れた頃に室内に取り込んで具合を見てみたら、なんとブヨのような虫が何... ...続きを見る

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2017/03/26 17:02

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