バンブーヴァイオリンの為のテールピース

AD40A71A-B3A1-4867-A70F-17EC8E228587.jpeg
テールガットの取付け部分が破損してしまった柘植材のテールピースをバンブーヴァイオリンに使ってみようと、バロック様式に変更しました。そして、アジャスターのスクリューを竹材のヘッドに改造してフィッティングの準備が整いました。ニス塗りが完了してから約3, 4ヶ月が経過したバンブーヴァイオリンは果たしてどんな音が出るのか、ワクワクしながら指板、魂柱、駒をセットして弦を張ってみました。すると弓で弾く前、調弦の段階で「ミシミシ」と嫌な音がして来ました。なんと、テールピースが砕けて来ました(↓)。破損したテールピースは改良してもやはり脆かった!ショック!
05568DEF-9027-4349-B286-F294DF315C81.jpeg
柘植材でまとめたフィッティング材でしたが、改めて調達するのも悔しいし時間もかかる。気を取り直して、手っ取り早くメープルの端材と余っていた牛骨でテールピースを作り直しました。
221E6F4E-F24C-4D64-88ED-A99B30164E5A.jpeg

Bogaro&Clemente風の松脂

EC9BBD58-27CF-4AF9-AA7F-CD54DCBBB2E2.jpeg
分数ヴァイオリンのケースの中から置き去りになっていた古い松脂が出てきました。カサカサで、ひび割れたお餅の様になっており使う気がしません。弓の毛替え時に使えそうですが、もうちょっと良い使い方がないかと思案しておりました。丁度、ヴァイオリン製作も一段落して暇を持て余しておりましたので端材を利用してBogaro&Clemente風のヴァイオリン型松脂ケースを作ってみることにしました。
3E8FEAF4-6847-4F80-8476-81B65F0DB59A.jpeg
材料は写真(上)のパーツとコルク板です。溶かした松脂を流し込むのが難しく、凸凹になってしましました(写真 下)。
B3394FF3-6EC5-472C-9525-67C4161FC973.jpeg

1/8 Guarneri “Fiorella“ : ニス塗り完了

8CBDCFB1-5647-49FC-8DEA-1059487850BC.png
柿渋で下地処理したFiorellaにオイルニスを塗り重ねました。ライトブラウンを3回、その後はレーキ系やコチニール系顔料を混ぜて少し濃くしたレッドブラウンを数回塗りました。UVボックスに楽器が1挺しか入らないのですが、丁度 生徒さん2人がニス塗り工程に入ってしまってやり繰りをしながらの作業でした。生徒さんは茶色にしたい方と真っ赤にしたい方でありまして、残ってしまったニスを固まらないうちにFiorellaに塗っていたらこんな色になりました。私の楽器で最も濃い色になった作品です。